懲戒

諭旨退職が退職勧奨と混同されている?

諭旨退職についての相談を受けていると、「もしや退職勧奨と混同しているのではないか」と感じる時があります。いうまでもなく、諭旨退職と退職勧奨は法的に全く別物です。 「諭旨退職」とは、不祥事を起こした懲戒解雇処分相当である労働者に対し、「反省の…

なぜ始末書が必要なのか(始末書の法律実務)

労働者が不祥事を起こした時に始末書をきちんと提出させない会社が見うけられます。私は関与先の会社には必ず始末書をとるようにお願いしています。労働者に始末書を書かせることは法的にみて非常に重要な意味があるのです。 始末書を提出させる目的とは何で…

喫煙者を採用しない企業に入社した後、喫煙が発覚した場合の解雇は認められるのか

以前、星野リゾートの「喫煙者を採用しない」という方針がニュースで話題になりました。ウェブサイト上の採用ページで応募者の喫煙の有無を確認し、元々喫煙をしない場合か、もしくは禁煙を誓約することを選択しなければ採用選考に進むことができないという…