2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

若者の雇用を直撃する「2013年問題」

最近、「2013年問題」の話をよく聞きます。 サラリーマンの年金の受給開始年齢が生まれた年によって60歳から65歳へ段階的に引き上げられているのは、ご存知の方も多いと思います。60歳から支給される年金は定額部分と報酬比例部分に分かれており、…

更新料「有効」 最高裁判決がもたらすもの

15日、重要な最高裁の判決がでました。気になっていた方も多かったのではないでしょうか。賃貸住宅に係る更新料の有効・無効を争う裁判です。既に地裁で10件、高裁で4件が更新料を無効と判断しており、首都圏と関西を中心に多くの訴訟が継続中でした。…

長時間労働の代償1億円の現実

先日、某居酒屋チェーンの従業員の過労死をめぐる裁判で、地裁に続き高裁でも会社側の損害賠償責任を認める判決が下されました。 以下参照 http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/d3524eb7d66dcf0e61e5292143ff76ef/ 心不全で死亡した従業…

労働条件通知書

労務関連で会社が従業員とトラブルになって相談を受ける際に、まずは雇用契約の内容がどうなっているかを確認することがよくあります。 労働基準法では、従業員を雇い入れる際に労働時間や賃金など一定の労働条件を書面で明示することが義務付けられており、…