2012-01-01から1年間の記事一覧

休業手当は60%と100%どちらを支払うべきなのか

会社の事情で社員を自宅待機などにして休ませる場合に、休業手当の支払いが必要になることはご存知の方が多いと思います。この休業手当をいくら支払うべきかについては、「60%でしょ?」と思い浮かぶ方もいらっしゃるかと思いますが、実は紛らわしいことに2…

滅多に来ないが来たらただでは済まない労働基準監督署の調査 その2

前回に引き続き労働基準監督署の調査について書きます。 労基署はどのような場合に立ち入り調査(正しくは「臨検」といいます。)に来るのか。労基署が対象となる企業を任意に選んで調査する「定期監督」と、労働者の通報を受けて調査する「申告監督」があり…

滅多に来ないが来たらただでは済まない労働基準監督署の調査

一般的に経営者は税金の計算には熱心ですが、労務管理にはあまり関心がありません。従って税務署対策を普段から意識している会社は多いと思われますが、労働基準監督書の調査を意識している会社は逆に稀だと思います。例えば直近10年で税務調査が入っていな…

給与引き下げの実務

ご存じのとおり給料というものは年齢とともに上がっていくのが普通というか当然でした。年功賃金というやつです。給料が下がるなんて考えもしない時代です。ところが経済の成長がストップしたら、当然給料を上げ続ける訳になんかいきません。不況とリストラ…

社労士とその他士業の独占業務

士業には通常それぞれに認められた独占業務があります。独占業務というのは、国家資格を有し且つそれぞれの団体に登録した者でなければ行うことが許されないとされる業務です。社会保険労務士の場合はその名の通り、労働保険や社会保険の手続きに係る書類作…

65歳までの再雇用義務付けは間違いなく日本の経済を後退させる

今年初めての書き込みです。 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年は年末にかけて超多忙になり、ほとんど記事の更新ができず反省しております。今年はもっと更新頻度をあげていこうと心に誓い今年1本目の記事を書くことにします。 昨年の後半は老齢年金の…